ブログに書く意味はあんまりなさそうだけど、Twitterとかにも情報があまり流れてないので一応まとめておく。
今年はプログラムに若手奨励賞ノミネートに印がつくという意味がわからないこともあった。
自分のやつも印ついていたが、若手奨励賞っていうものではないのでまあいいんだけど、やっぱりちょっと落ち込むので終わったあとにノミネートされてましたの方がいい。
あとは選考基準がわかっていて、ノミネートされるということがわかっていたらもっと頑張って書いたのに笑
今回は〆切直前は学生のやつをずっと見て自分のは全然直せなかった。
愚痴はこのへんにして若手奨励賞から挙げていくと、
- 依存構造解析のための内容語と機能語の多言語可逆変換. 小比田涼介 (NAIST)
- 英語学習者の文法誤りパターンと正誤情報を考慮した単語分散表現学習. 金子正弘 (首都大)
- 文書全体を考慮したニューラル文間ゼロ照応解析モデル. 大内啓樹 (NAIST)
- 時系列数値データからの概況テキストの自動生成. 村上聡一朗 (東工大/産総研)
優秀賞は、
- Skip-gram Model with Negative Samplingのオンライン逐次学習. 鍜治伸裕, 小林隼人 (ヤフー)
- 係り受け構造との同時予測によるA* CCG解析. 吉川将司, 能地宏, 松本裕治 (NAIST)
- ニューラルネットワークによる日本語述語項構造解析の素性の汎化. 松林優一郎, 乾健太郎 (東北大)
- 外来語の意味変化に対する数理的分析. 高村大也 (東工大), 永田亮 (甲南大), 川崎義史 (上智大)
最優秀賞は、
- 単語出現頻度予測機能付きRNNエンコーダデコーダモデル. 鈴木潤, 永田昌明 (NTT)
- ニューラル機械翻訳での訳抜けした内容の検出. 後藤功雄, 田中英輝 (NHK)
今年からできた賞で言語資源賞があるのだが、それの受賞は
- Kyutechコーパスにおける抜粋要約のアノテーションと分析, 山村崇, 嶋田和孝 (九工大)
- PDFAnno: PDFドキュメントのための言語アノテーションツール, 進藤裕之, 松本裕治 (NAIST)
感想を簡単にまとめると、12件中4件がNAIST松本研ですごいなという感じ。
あとは鈴木潤さんは一体何回取るんだという、、
今年の年次大会の最優秀賞を当てるかけをする時は、鈴木さんって答えておけば大丈夫だと思う。
最後の機械翻訳セッションから1件も出なかったのは少し意外。(賞をとってなくても面白い、すごい研究はいっぱいある)
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